釈然としない非核化

北朝鮮の非核化で訪朝したポンペオ米国務長官は「極めて生産的だった」と評価しているが、北朝鮮外務省報道官は談話では「米側の態度と立場は実に遺憾だった」と強く反発、６月の米朝首脳会談で合意した「完全な非核化」の具体化を模索した協議が平行線をたどっているのだ。
どちらの言い分が正しいのか、また始まった相手に対する罵り合いである。だから釈然としないのだ。従って、完全に非核化の道筋が決まって実行され、拉致被害者が帰国できるまで日本は制裁を解除してはならない。アメリカが非核化の評価を行っても日本は単独でも気を緩めてはならない。国連やアバマ元アメリカ大統領などが働きかけても一向に進展しない問題だ。安倍総理の重要解決問題だから一歩も引けを取るな。