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「立会が命」の2番 [話題]

大相撲秋場所・11日目の取り組みで「立会が命」という例の2番を見た。
横綱稀勢の里と逸ノ城である。勝ち越しを決めて堂々とした横綱相撲を稀勢の里に期待したが難なく押し出されて3敗目となってしまった。立会に横綱の迫力が全く無い僅か数秒で勝負がついた。もう後がありません。これからの鶴竜、白鵬戦にどう戦っていくかが重要で連敗しようものならバッシングの嵐となるだろう。
もう一番、白鵬と高安である。連勝の白鵬を高安が止めると期待大であったが、両者立会の呼吸が合わず3度目で立ったが白鵬の魂胆がミエミエでこれも数秒で高安の腰が砕けた。
この2番如何に立ち会いが重要かと言うことを見せつけられたが後味の悪い相撲であったことは間違いない。
しかし、鶴竜と栃ノ心の取り組みは栃ノ心の勝負への意気込みが感じられた。普通ガッチリ両手を懐に入れられたらもう終わりが定番だがここで栃ノ心の怪力が物を言う横綱を見事に吊り出して、八角理事長(元横綱・北勝海)も「横綱が二本差して、つられるなんて見たことがない」と驚いた大技でカド番脱出へあと一番となったいい相撲である。残念なのは大関まで上り詰めた琴奨菊が3勝7敗の負け越しで休場となったこと。御岳海の大関挑戦も望めなうなったこと。遠藤が勝てないこと。高安が場所前に痛めた腰を再度痛めたこと。
頑張って下さい。


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