現地調査実施

１０日、農業委員による現地調査を実施した。８時５０分〜１６時で２１件の調査対象を行いました。幸い天候は晴れでしたので順調でしたが終わりに近づいてにわか雨に合ってしまった。農業委員になって２回目の現地調査です。
こんなところに農地が有るのかと思うような場所にも足を運んで申請書を見比べて行う。一様に地権者は「昔は大変だった」と言うが、担い手がいなくなって荒れ放題となってる。現地調査を行って驚くのは、山中は別としてどんな場所に行ってもアスファルトで舗装してあることである。これらを実際に見ると日本の凄さが実感出来ます。しかし、農地法には３条、４条、５条の法律があり農地を厳重に管理するような法律が存在するのです。それに従って現地調査するわけですが、残念なことに殆どの方が知りません。老生に至っても農地委員になるまでは全く無縁のほうりつでした。一般的な理解は自分の土地なんだから好きなように何に使ってもいいじゃないかという程度ですよね。高齢化と少子化が進んでいる現状では自分の土地（農地）を管理するのが出来なくなっている、だから法律も見直す必要をつくづく感じるのですが。周りの農地を見て下さい、荒れ地や雑草や低木の原野と区別が出来ない土地が沢山有ると思います。田舎では荒れ地と空き家が問題なんですね。
調査結果は、総会で発表しなければならない。これから資料を作成する準備に負われる。