カルロス・ゴーン容疑者

「カルロス・ゴーンは、フランスの自動車会社ルノーの取締役会長兼CEO(PDG)にして、日産自動車の会長、三菱自動車工業の会長。またルノーと日産は、2010年以降全世界自動車市場の約10%のシェアを保っているが、ゴーンはルノー、日産自動車、三菱自動車工業の株式の相互保有を含む戦略的パートナーシップを統括する「ルノー・日産・三菱アライアンス」の社長兼最高経営責任者(CEO)をも兼務する。（ウィキペディアから）」と立派な立場の人じゃないですか、それが容疑者となってしまったのだから驚きである。何の容疑？①役員報酬の過少記載、②目的を偽った投資資金の支出、③私的な目的での会社の経費の不正使用だそうです。何故バレたかは、内部通報を受けて数カ月間にわたり、両容疑者の不正行為について内部調査をしてきたからです。日産自動車株式会社が傾いた時に抜本的な改革で立て直した功績は評価できます。それが内部通報で不正が明らかになったのだ。改革に不満の分子だとしても、やはり目に余るものがあったのでしょう。新車で売上も順調に伸ばしてきた時期なのに大きな痛手となってしまった。ここは「やっちまったぜ！ニッサン」と言っておこう。