お先真っ暗大相撲

１１日・福岡国際センターで始まった大相撲九州場所初日は注目力士が黒星スタートとなった。
稀勢の里は貴景勝、栃ノ心は玉鷲、御嶽海も栃煌山に敗れる大波乱である。横綱２力士、白鵬、鶴竜が休場する今年最後の場所で大相撲を盛り上げ無くてはならない看板力士の黒星スタートは大相撲の面白みが半減した。一方、貴景勝、玉鷲、栃煌山の頑張りは今場所の期待力士である。中でも貴景勝の頑張りは自分の部屋（二子部屋）が消滅し親方の貴乃花がいなくなって意気消沈しているかと思いきやそうではなかった。取り組み後のインタビュウでは力を出し切った様子が荒い息使いや流れる鼻血も気がつかぬ程の激しい戦いであったことが伝わってきた。この勢いで休場の２横綱との対戦が無いことが残念である。