粋なはからい

２０日、Ｕターンラッシュのピーク。乗客の手荷物検査を行う保安検査場が混雑し、午前１１時５５分発だった大阪（伊丹）空港（大阪府豊中市）行きの便に遅れが生じ、１時間近くたっても離陸できず乗客はイライラの絶頂であった。同機に乗り合わせた歌手の松山千春さんが、機内で待機中だった乗客を和ませるため、機内アナウンス用のマイクで代表曲「大空と大地の中で」を披露し和ませたそうだ。勿論、機長の承諾を得た上でのことだ。
全日空機長の粋な判断と松山千春さんの乗客を和ませる歌声で無事同機は離陸して旅立って行ったそうだ。
普通なら航空会社の許可を得るための時間が必要で乗客は益々イライラし険悪な空気と成っていただろうと推察します。航空会社、同機の機長と松山千春さんの粋なはからいで久々に気持ちのいいニュースとなりました。
絶対に無いと思いますが、違反だからと言って機長に始末書を書かせる事が無いように祈る。
これが日本のもてなしだ！何処かのピーナッツ航空と格段の差だね。