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「天宮1号」大気突入 [話題]

制御不能になった中国版宇宙ステーション「天宮1号」が、地球の大気圏に向かって突入する日が近づいている。
「天宮1号」は、中国の「国家航天局(CNSA)」が2011年に打ち上げた同国初の宇宙ステーションの実験機。直径3.4メートル、長さ10.5メートルの円筒形で総重量は8.5トン(推定)だ。
ほとんど燃え尽きるようだが、厄介なのは機体には「ヒドラジン」というロケットや人工衛星の姿勢制御用推進燃料が付着している場合があるので、絶対に触れてはならない。ヒドラジンはアンモニアに似た刺激臭のある無色の液体で、強い毒性を持ち、皮膚と粘膜を腐食し、肝臓などへ影響を及ぼすおそれがあるのだ。
さらに、1967年に結ばれた宇宙条約によって、中国政府が所有権を放棄するまでは、天宮1号が地球上のどこに落下しても中国の財産であると定められていることから、下手に手を出すと「窃盗」の罪に問われかねない。
相手が中国だからね。万が一見つけても触れたり持ち帰ったりしては絶対にいけません。
本当に迷惑なことだ。


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