山口市役所移転

山口市役所の移転・新設の有識者検討委員会が立ち上げられた。
山口市は人口１９万人で合併によって人口減少を辛うじてコンパクトシティとして体裁を保っているが庁舎への利便性が悪い状況にある。検討会では旧山口と新山口の２地区に絞って評価するようです。我が市は山口合併から除外されてしまったが、将来、劇的な発展が見込まれる明るい展望がないから再度合併による集約が有るとすれば他人ごとではない。旧山口地域の有望な材料は県庁と隣合わせていることかな、新山口地域は駅周辺の開発に着手しているから思い切った新庁舎の建設が可能なことであるがいずれにしてもそこで働く役人の利便性だけ。過去に日本の大動脈である鉄道線誘致で揺れた時、山陽本線も新幹線も山口地域を外れて小郡地域（現新山口）としたその判断の誤りが山口地域の発展に大いに足かせと成って今にある。
そんな反省もあるが、新庁舎の概要は詳しく知らないが堂々とした立派な庁舎よりも市民ファーストな庁舎としてほしいものだ。
ついでに言えば、本題とは異なるが市役所に隣接した場所に「サビエル記念聖堂」が有った。不幸なことに焼け落ちてしまい再建をしたが過去の建物とは全く違った体育館に２本の塔があるものに成ってしまったのが残念である。