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サトシ・ナカモトという人物? [話題]

Newsweek11・21号でビットコインの特集記事の冒頭で、「いつの日か未来の歴史家が今の時代の偉人伝を書くとしたら、最も謎めいた発明家の一人としてサトシ・ナカモトの名を挙げるだろう」と始まっている。日本人の名前だが正体は不明。個人かどうかも不明である。何故有名かというと、「仮想通貨(暗号通貨)ビットコインの仕組みを最初に提案した論文の筆者」であるからだ。何を論じたか?「彼はデータ保存・保護の分散型(ブロックチェーン)を使えば、ネットワークの中核を担う企業や政府の大型サーバー無しに全ての端末が対等な関係にあるP2Pの電子通貨システムを構築出来る」とした内容の論文(2009年「Bitcoin:A Peer-to-Peer Electoronic Cash System」)を発表
した。現在のビットコインの流通システムはその論文に忠実に構築されているそうだ。
この金融革命の大旋風を巻き起こした張本人は天才数学者と称賛されている。

Peer to Peer(P2P)と言えば、「ファイル共有ソフト(Winny)」を思い出す。
開発者は、著作権法違反ほう助容疑で逮捕・起訴されたが、11年12月に最高裁で無罪が確定した。こちらも天才的なソフトウェア開発者といわれた。この仕組みを利用したウィルスが蔓延したことと開発者がソフト開発出来ない時期を設けてしまったことでWinnyは無くなった。その後、開発者は平成25年7月6日、急性心筋梗塞にて死去した。惜しい人を亡くした。

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