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温泉の実力に参った [温泉]

山口県湯田温泉の「清水温泉」を紹介しよう。
外観は至ってシンプルな銭湯、温泉は外観で判断してはならない。以前紹介した湯元温泉の「恩湯」を見るがよろしい。この「清水温泉」然りである。実力あるものは本当の力を温存して決して安易に全貌を見せないものである。
その実力とは、堂々の「かけ流し」は街中に有っては信じがたくアルカリ性単純温泉は65度の実力ある温度でたたみかける、それを受ける湯船は重厚な作りで疲れた体を受け入れるのに十分である。
入浴料390円、備品は無し(全て持ち込み)。
静まり返った湯面にアゴまで浸かっていると、ほのかに立ち上る湯気が流れにまかせて揺れ、響き渡る客の声もカランの音も遠のき一時の静寂が心地いい。
大きな扇風機、時代物の体重計、見向きもされないぶら下がり健康機が威風堂々と鎮座する様は昭和時代そのもの、腰に手を当てて飲む飲料水、プア〜と一息、それが銭湯の流儀である。
芯まで温まった体に外の寒さが和らぎ「神田川」の歌が妙に懐かしい!

タグ:温泉
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