観光に生きるなら

山口県観光交流局観光交流課が発表した２００９年の県内観光客数は２４３３万２千人で前年と比べ１８万２千人（０．７％）減少した。観光立国を目指している割には残念な結果である。原因は、景気低迷に豪雨災害や夏季の天候不順の影響が出たからであると分析しているが、役人の言い訳に聞こえてならない。高速道路上限千円や大型連休などの追い風も合ったではないかそれらを有効に活用できなかったと思う。東京ディズニーランドは入場客が減少してますか？いわゆる努力が足りないということ。
我が美祢市は、152万7千人（前年度比106％）
県外客：106万6千人、県内客46万3千人、
日帰り客：146万4千人、宿泊客：6万3千人
である。
県外客が多いことはいい傾向だが、宿泊客が少ないのが致命傷である。温泉もあるのにただ素通りしていくのである。高速道路を利用して帰っていくパターンでしょう。留める努力をしていない、ただ昔からの知名度（秋芳洞）に頼っているだけ。
観光に生きるなら、どうすればいいか真剣に考えなければならない。
それには、徹底したサービスの充実である。
とことんサービスの質を上げお客さまの気分をよくすること。そんなサービスが出来ればサービスでお金を頂くことができてリピータを増やすことができる。サービスとは手をもんで頭を下げるだけではない。お客さまの視野に入る全てのもの、言葉使い、掃除して綺麗にすること、景色を自然のままに保つこと、川の水、朽ちた家の撤去。ブランド品がある、交通の便利さも当然あることである。
さあどうしますか。

いい加減にしようよ

テレビでの大食い放映は、もういい加減に止めたらと言いたい。
大切な食べものを苦しみながら押し込んで食べる姿は見たくありません。異常気象以上に異常な光景であることには間違いありません。あれだけの量を一度に食べるのですから胃袋はきっと極大化していることでしょうから絶対に体にはよくありません。短時間に体に押し込んだ方がチャンピオンだといって煽る情けないテレビ番組は批判を浴びてもいいのではないでしょか。
一生懸命に食べ物を作って、あの様に食べられたらカッガリするところか怒りがこみ上げてくることでしょう。食べたくても食べられない人々が沢山いるのに、何を考えているんだろうと番組製作者の愚かさが情けない。沢山食べなければ満足しないような体質であるとするならば、それは一種の病気であると認識しなければならず病院での治療が必要でしょう。
こんなことを助長するようなテレビ放映はいい加減にやめようよ。生産者に申し訳けないでしょう。
スポンサーは自分の会社のイメージを大切にしたい。
昔、日立がお笑い芸人の下品な言動や下賎な行動に見切りをつけて人気番組のスポンサを下りたように！
丹精込めて野菜図くりしている私にはアホらしくてすぐにテレビにスイッチを切ってしまった。
怒！怒！怒！

野焼きと法律

廃棄物を野焼きすることを禁止する法律は「廃棄物の処理及び清掃に燗する法律」第十六条の二で規程されています。
書き出しは「何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない」となっています。
最近は野焼きすると通報されてパトカーがきます。「やむを得ない焼却」の場合は対象外なのです。
秋吉台では２月に大規模な山焼きを行っていますが、当然対象外なのでしょう。
第十六条の二第三号の中で「公益上若しくは社会の慣習上ややむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの」と規定してまして、「政令で定める」とは政令第十四条のことで、一号～五号まであります。
これを読めば、野焼きでパトカーが出動するに必要は無く、罰則何てトンでもないことです。しかし、危険性が伴うとか草木以外の化学物質を焼けば、当たり前のことですが法律が効いてきますので、ご注意下さい。
訳も分からずに、野焼きはいけないと言うのではなくキチンと法律を理解してからにしたいものですね。

ニュース解説とは

池上彰のニュース解説のテレビ番組をみた。
ものすごく分かりやすいニュース解説であった。
池上氏は現場取材を経験し報道記事を読み書いた経験豊かな人であるからでしょう。訳の分からない難しい専門用語を並びたてる目立ちがりやの評論家のように見てきたようなことを平気でしゃべるのとわけがちがう。
年末の忙しい時には、眉間にシワを寄せて説明する欝うっとおしい説明を聞くよりも簡単に理解出きるような説明はありがたい。今後も続けてほしい。

秋芳洞開洞１００周年です

山口県の美祢市の２００９年度一般会計の総額が１５７億３７００万円で、観光立市を目指す記念事業を積極的に展開するそうです。
主な新規事業は次の通り。
　開洞１００周年記念事業（４８４４万円）
　合併１周年記念事業（７６万円）
　下関・長門・美祢広域観光推進事業（８５万円）
　ファミリーサポートセンター運営（２１１万円）
　妊婦健診事業（２３９５万円）
　雇用奨励金・離職者緊急対策融資事業（５２７万円）
　小・中学校耐震補強事業（２３７３万円）
（西日本新聞参照）
地方の苦しい財源である。
観光事業は、観光資源があるから観光客が集まるような時代は過ぎ去ったのではないか、それは観光客が約９０万人あったのが３０万人に落ち込んでいる現状をみれば容易に理解できる。観光客は何を求めてくるのか、そこを大切にしないと一回きりの記念事業で終わってしまう。秋芳洞という観光資源は日本ではダントツの洞窟である。しかし、一度見たら二度、三度と重ねて見たいと思うだろうか、今はNOである。従って、この課題を打ち砕くような企画を展開しないと祭りの終わった広場に成り兼ねない。観光客を受け入れる側の意識改革こそが重要である。それに加えて観光資源の周りの環境を綺麗に整えること。朽ち果てた家は壊し、雑草を無くし花を植えて迎える。派手な看板は取り除く。などなどすることは山ほどある。また、それらのことが如何に継続して実施されるかが観光立市となれるかであろう。
少ない予算有効に使って欲しい。

投げ売り

投売り（なげうり）は、小売店が不良在庫を償却する目的で赤字覚悟で商品を売り出すこと。これを大々的に宣伝することで大きな集客効果が見込まれることが多々あるため、逆に集客効果を見込む目的で赤字で販売することもある。出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
今、国会で問題にされている「かんぽの湯」は「出来レース」だと言われてますが、投げ売り状態ではないかと思います。出来レースは、事前に勝敗は決まっているがあえてする勝負をすること。談合です。
鳥取の「かんぽの湯」格安で売却された。これって、同じようなシーンを私たちは経験したではないですか、厚生年金基金を利用し全国にリゾート施設を乱立させ、挙句に果てには経営難になり「投げ売り」した構図と同じではないでしょうか。今回は「出来レース」だと呆れて言葉がでません。公共施設の得意技は「投げ売り」です。問題になる大技ではあるが、最後はムヤムヤで忘れされれる。責任者なしの一本勝ち！山口の湯田温泉にも「かんぽの湯」があります。結果を注目しましょう。
投げ売りは出来れば食品・日用品で提案をお願いします。ヨロシク！

９８円というレギュラーガソリン

目を疑いたくなるようなレギュラーガソリンの価格をテレビニュースで見た。
何とリッターが９８円という驚きの値付けである。一般的には１０４円〜１１９円あたりである。１００mを９秒台で走るようなものである。２ケ月前までは１８０円で大騒ぎしていたのが信じられない。安くなるのは大歓迎であるがこの反動が恐ろしい。
ガソリンスタンドの経営がいき詰まりガソリンスタンドがどんどん無くなってしまう。逆に探し回らなければならず、ガソリンスタンドを選んでいた時代が懐かしいと言うことになりかねないそう思いませんか？
皆さん、もうお忘れになっているでしょう。
『ガソリン税には、暫定税率なる税金が掛っていて2008年3月末の期限切れとなり一時的に値下げしたが衆院での再議決で復活し「ガソリン税などの暫定税率は原則維持し、来年４月から税負担の時限的な軽減を図ること」で合意した』ことを。
暫定税率を維持するならガソリン1リットルあたり53.8円の税金がそのまま、ガソリンスタンドの経営が困難なのも納得できるではないか。来年４月までこの辺の価格であれば、お約束の税負担の軽減もすっかり忘れていることを明言したい。ガソリン価格は安くとも苦しい、高ければもっと苦しい、物理的には不可能だが「油で首をしめることができる」このことが現実は可能だ！
さて、ノーベル賞受賞式も近い、次のノーベル賞狙い目は油に代わる燃料の研究でしょう。例えば、熱は冷めてしまったが「常温下での永久磁石」がいい。
そこで提案、ガソリン税の一部でいいからこの研究開発費にあてる。如何な！