全てを失う一言

どうも県議の資質が低下しているようだ。
第８８回選抜高校野球大会に初出場で準々決勝まで勝ち進んだ滋賀学園の選手らに対して、滋賀県の吉田清一県議が今月１６日に県庁で開かれた激励会後に、学校の送迎バスの止め方を大声で非難し、「おまえらなんか１回戦負けしろ」と発言していたことが分かり話題となっている。
どうやら県議は、バスの止め方が気に入らなかったようで、「なんちゅうとこ止めてんねん」「誰の許可を得てん」などと怒鳴った後問題発言へと続くのだが、この発言に対してすぐに「驕れる人も久しからず」や「奢る者は心嘗に貧し」のことわざを思い浮かべた。
「地位や財力を鼻にかけ、おごり高ぶる者は、その身を長く保つことができない」や「ぜいたくをする者は、かえって満ち足りた思いをすることがなく、さもしいものだ」の意味だが、この県議の記者会見やその後の態度や発言を見聞きすると、妙にピッタリはまる。
もう県民は選ぶまい、おごり高ぶりの一言で全てを失う・・・。