山口県知事選挙

山本繁太郎前知事の任期途中の辞職に伴う山口県知事選は６日告示され、無所属の元総務省財政企画官村岡嗣政氏（４１）＝自民、公明推薦、元衆院議員高邑勉氏（３９）＝生活推薦、共産党の元周南市議藤井直子氏（６１）の３新人が届け出た。２３日に投開票される。争点は、中国電力の上関原発建設計画と岩国基地の機能強化である。先の東京都知事の選挙では、原発への関心よりも社会福祉の方が評価を得たせいか、原発反対の勢いが無くなっている。それもそうだろう何も産業が無い小さな島の自立は難しいのだ、島民としては原発よりも少子化をなんとかしてほしいという。原発補助金で建設した箱物の管理運営が重くのしかかってきているのだ。岩国の基地問題にしても衰退する町並みを眺め、先のことを不安になるであろう。このような状況では、原発も基地問題も争点にできないのだ。本当は、１０年、２０年、５０年先を見据えなければいけないが、地方の苦しいところだ。各市に至ってはもっと苦しい財政状況なんです。ま候補者には、しっかり頑張ってくれることを期待する。