的中率１００％

有馬記念（GI）（第57回グランプリ）は、2012年12月23日（日）中山競馬場の芝2,500mでの発走でした。予想通り、1番人気ゴールドシップ（内田博幸騎手）が1馬身1／2差をつけて2分31秒9で駆け抜け勝利した。走ることに、一生を捧げる競争馬は、その実力を年の最終レースに全力を賭けて、人馬一体となって日本一を競い合うのであります。競馬ファンは、過去の戦歴と馬体とを見比べて勝利を予測するのであります。ズバリ予想に的中する爽快感は、競馬フアンの醍醐味である。的中率１００％を夢見ているが、そう簡単に当たるものではない。
さて、民主党から離脱した小沢グループは、「国民の生活が第一」を結党したが、早々に嘉田由紀子代表の「未来の党」と合流して衆議院選挙を戦い惨敗した。その未来の党は、共同代表を巡り大混乱している。社民党を離れた阿部知子副代表か小沢一郎を共同にするかの、主導権争いで党運営に歪みが生じているのだ。選挙前に突然現れた未来の党に国民の生活が第一の党が合流した時、政治評論家やマスコミや冷静に眺めている国民は、こぞって「嘉田さんは潰される」「党は分裂する」と予測した。今は、潰しや、分裂こそしてないが、その兆しが見え始めたことは、正に「的中率１００％」の大当たりではないか。この予想の安易さは的中率を求める競馬ファンにとっては、羨ましい限りである。そう思いませんか皆さん。