傲慢漫画家

漫画家でテレビコメンテータのさかもと未明が雑誌「Voice」に寄せた記事が話題になっている。記事によれば、さかもとは機内に同乗していた1歳くらいの乳児が泣き叫んでいたことに耐えられず「ブチ切れて」しまい、 「もうやだ、降りる、飛び降りる！」と、着陸準備中にもかかわらず席を立ち、出口に向かって走り始めたのだそう。そしてさらに、乳児の母親に「お母さん、初めての飛行機なら仕方がないけれど、あなたのお子さんは、もう少し大きくなるまで、飛行機に乗せてはいけません。赤ちゃんだから何でも許されるというわけではないと思います！」と告げたのだという。対策として、隔離できる部屋を設けることと提案しているが、これは航空法で禁止されていることとなると法を見直す必要性を説いているそうだ。
なる程、密室での赤ん坊の鳴き声を我慢しろというのも分かる気もするがね。テレビのコメンテータということでいささか慢心しているのじゃないですかね。赤ん坊を飛行機に乗せない乗せるをどうしてアナタが決めるのですか？漫画家でテレビコメンテータであれば自分が気に入らないことであれば、状況も法も母親の気持ちも赤ん坊ということも、すべて無視していいのでしょうか？単なる「傲慢、我がまま、無神経、無配慮」なだけ。
ある時、始発電車が混んでいて女子の座っている両側に隙間があり詰めれば大人一人が座れそうなので「詰めて貰えないか」と声をかけたら「友達が来るから」と凄い形相で断られたが、その後、その女子が降りるまで空いたままだったという経験があるが、それをふと思い出してしまって気分が悪い。