保守王国を脱皮できない

きれいに脱皮した蛇の皮が残っていました。きっと安全を見計らって時間をかけて脱皮したのであろう。夏の炎天下にさらされて微かな風に揺れていました。
嫌われものの蛇もこれから生きていく為には、古い鎧を脱ぎ捨てて成長しなければならないことを知っているのだ。
昨日は、山口県の知事選挙、午後８時すぎに投票が締めきられて開票が行われました。衆議院選挙の前哨戦として注目を集めましたが、結局は、元国土交通審議官であった、山本繁太郎（やまもとしげたろう）氏は初当選を果たした。
膨大な赤字を抱えて前知事は、任期後半に少しでも借金を返そうとバタバタと手を打ったが、東北の震災（ガレキ処理協力の未着手）、東電の原発事故（上関原発建設の凍結）、米軍のオスプレイ搬入（基地内の岩国空港の開港が危ぶまれる）などの逆風で任期満了の引退で幕を下した。
万を持して、大阪維新の会」を率いる橋下徹大阪市長のブレーンだった飯田氏が名乗りをあげた。結果は、７万票くらいの差がでた、飯田氏は保守王国の壁の厚さを身に染みたことでしょう（橋下さん保守王国対策が必要だがそんな県は激減しているから必要ないか）。
炎天下の蛇の脱皮した皮のように保守王国から脱皮することができなかった。
いい加減に目をさませ！