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平家の財宝発見! [話題]

美祢市美東町に景清洞という鍾乳洞があります。
ここで平家の財宝が発見されて村は上へ下への大騒ぎになっています。
景清洞を見学にきた小学生がライトに照らされた細い横穴の中を覗き込んだら、わずかに光る物が有るのを発見した。すでにあらゆる大学の地底研究グループが調べ尽くした洞内でありますが、最近の長雨で地下水が増水して隠し場所を洗い流したようです。発見されたものは、武将の兜の飾りであったが、そのまわりを慎重に発掘してみると鍾乳石に埋もれた金銀の財宝が認められた。歴史研究科の湯掻(ゆがいた)辰之丞(88才)研究員は、興奮冷めやらぬ状態で、世紀の大発見について取材に訪れた地方新聞記者の質問に応じています。研究員によると洞の名称となっている平景清が平清盛の密命をおびて、鍾乳洞の石灰石が自然の金庫になることを見越して運び隠したものだようと、自身の研究の集大成として「平景清とその財宝の行方、湯掻(ゆがいた)辰之丞著」(昭和32年廃刊)の書籍宣伝も忘れずにしていました。財宝は、当分の間、文部科学省の日真(ひま)研究員が再調査して、当市に返却されますが、市長の大金為吉(92才)氏は「お宝鑑定団」に鑑定してもらい、苦しくなっている市の財政に充てる計画を市議会に議案提出の準備中であります。また、萩市の毛利家御用達の老舗呉服問屋である幾末(いくまつ)吉米(77才)氏と両替商の雲隠左衛門(81才)氏からのオファーがあったことを伝えておかなければなりません。
尚、お手柄の小学生(6才)には、市長から大判ポスター大(A0判)に特大の文字(48ポイント)で印刷した感謝状と景清洞年間無料入場券と副賞として隣接するトロン温泉一日入湯券を仰々しく贈りました。市長がやさしく小学生の頭をなででいる姿が印象的でした。
(平成24年4月1日、ふるさと通信員)

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