「浜岡原発」なぜ？

菅直人首相が中部電力浜岡原発（静岡県御前崎市）３号機だけでなく、４、５号機の運転を停止するよう要請した。浜岡原発は東海地震の想定震源域の上にあり東京や名古屋に近いから安全に万全をという。
原発か、安全か、エネルギーをどうするのか、議論を始めるべきだ。ということである。どうもしっくりこない議論である。そもそも原発に安全って存在するのかどうかである。安全が確保されるとはどういう状態なのですか？福島原発の事故は４重５重の対策の上に発生した想定外の地震とそれによって発生した津波で破壊され水蒸気爆発の事故である。「安全とは？」この疑問に素人政治家に判断できるのですか？テレビで都合のいいことばかり言ってる学者や評論家に任せられるのですか？浜岡原発でけでいいのですか？それはそれは限りなく湧き出てくる疑問に応えきれるのですか？無理だと思っています。安全だ！とかエネルギー対策だとかで福島原発から視点をそらせようという思惑があるのではないか？東京電力が経営危機に陥ってしまう前に電力料金の値上げをしておきたいが一社だけの事情では状況が悪い、中部電力も浜岡原発という問題があり何時、福島原発のようになるか分からない、ここで安全という名目で対策費用を値上げによってひねり出しておこうとする口実ではないかと疑いたくなる。いや、いやいや、もっとドロドロした思惑があるかも知れない。
当然、「浜岡原発」何とかせにゃいかんですが、その前に「福島原発」を何とかしてほしいものだ、それが現実の問題だ、そうじゃないかな菅直人首相！できなければ、再び、懺悔の値打ちも無いけれど四国巡礼のお参りでもしますかね。