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130年ぶりの「キログラム」の定義改定 [話題]

産業技術総合研究所(産総研)は、シリコン単結晶球体の超精密な形状計測を通じて、基礎物理定数の1つであるプランク定数を高精度で測定し、キログラムの定義改定に向け貢献したと発表した。
何のこっちゃ?こういう事ですと、
現在、キログラムは、世界に1つしかない分銅「国際キログラム原器」の質量と定義されている。しかし、国際キログラム原器の質量は、長期的には表面の汚染などによって変動してしまうことがわかってきたため、普遍的な基礎物理定数に基づいた定義に改定すべく、基礎物理定数を国際キログラム原器の質量の長期安定性よりも高い精度で決定するための研究が各国で進められてきた。その結果、プランク定数に基づく新たなキログラムの定義に移行するかどうかが、2018年に審議されることとなっている。
産総研では高精度のレーザー干渉計と表面分析システムを用いて、直径約94mmのシリコン単結晶球体の形状を1nm未満の精度で測定することで、プランク定数を高いレベルの精度で測定した。(マイナビニュースより)
どれだけ凄いかは、ナノメートル(nanometre、記号: nm)は、国際単位系の長さの単位で、10−9メートル (m) = 10億分の1メートルですわ。
これで何がどうなるのか?さっぱり分かりませんが、老生は130年ぶりという長い期間出来なかったことがようやくできたこの技術力に感心するのです。
やはり技術は二番じゃだめ!一番でなければいけない。お分かりか蓮舫さんあはははは。
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LargeKzOh

 蓮舫氏の様な方に解る筈はありません。

ところで:
 話は違いますが、物理常数は万年単位では定数であっても、億年単位では僅かずつ変化しても良い・・・とする理論物理を小職が学生時代に提案していた学者が海外にいました。

 もしこれが本当であれば(⇔検証しようがありませんが)、プランク定数も仮の数値であって、これから質量原単位を定める方法も億年単位での話と言う事になります。
 実生活には何の支障も無い話ですが・・・
by LargeKzOh (2017-10-28 14:23) 

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