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ひとみは宇宙の彼方で [一言]

9月5日、東京地裁で民事調停が成立したとJAXAが発表したのは、天体観測衛星「ひとみ」が失敗した理由である。機体が異常回転し、バラバラに分解したのは、大手電機メーカー「NEC」が作成したプログラムのミスだった。NECは宇宙航空研究開発機構(JAXA)に5億円を支払うことになったそうです。総費用が310億円らしいから、そのうちの5億円を代償となった。だからプログラムのミスの影響は図り知れない。
プログラムが必要なのは宇宙航空だけではない。コンピュターを利用するもの全て、自動車の自動運転、ロボット、公共交通(新幹線、飛行機、バス、電車、船舶などなど)、気象予報、医療、音楽、原発、数え切れないほどのものに組み込まれている。「コンピュータ、プログラムが無ければタダの箱」とよく言った。しかし、プログラミングは人間が作るものですミスが出ないとは言い切れない。ミスの度に代償を支払っていては、次に続く人材が出てこなくなる。ここはしっかりした法整備が必要じゃないか?と思う次第です。
加えて、6日に発生した太陽フレア(太陽表面の爆発現象)の現象は、電子機器全てに影響を与えることが分かっている。いくら優秀なプログラミングをつくっても自然現象には勝てないことも知っておかねばならない。
だから、この世界の研究は、絶対に一番を目指さなければいけない。

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LargeKzOh

 プログラム上のミス・・・”バグ” と称していますが、経験上、”バグ取り” はプログラミングするよりも骨が折れます。

 第一、プログラム・コードを書き下した張本人にはそもそもが気がつきにくいし、そうで無い人には他人のコードを読み取る事はもっと難しい。

 事が起こってしまって ”偉いこっちゃ! バグのせいか? どこに?” な度々大騒ぎになるのですが、焦れば焦るほど・・・

 今回の事件ではJAXXA/NEC間の契約の中で ”瑕疵条項” がどう書かれていたかにも依ると想いますが、公開されていないのでなんとも・・・
 とにかく、”一番でなくっちゃ!” は賛成であります。

by LargeKzOh (2017-09-09 07:29) 

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