ＥＵ離脱を問う

英国のＥＵ離脱を問う国民投票が行なわれ、4650万1241人の有権者のうち、1741万0742票（51.9%）が離脱を選択し、1614万1241票（48.1%）が残留を望んだ。
英国のＥＵ離脱は、国民にとっていいことなのか？それとも悪い方向へと落ち込むのか？よく分から無いが、少なくとも世界経済に影響を与えていることは間違いない。日本にとっても、イギリスに進出している日本企業の数は931社、日本の対イギリス直接投資の額は1兆7000億円でありますから、ダメージを食らうことになるでしょう。
老生、経済のことは詳しくないからこの程度、代わりに注目したいのは「国民投票」という手法である。英国の例を見れば、離脱派が勝利したものの結果には国を二分する問題が表面化している。永く紛争の種になっているスコットランドのイングランドからの独立に飛び火しているらしい。
日本を考えれば憲法改定問題を国民投票でしたらどうかという意見があるようだが、実施すれば必ず護憲派と改憲派に分かれ、お互いにギクシャクする結果を生み出す恐れがあると思う。故に、決める時には英国の国民投票を大いに参考にすべきと感じている。ギリシャは過去に数回も実施しているようです。勿論、参考にすべきでしょう。
この問題、安易に国民投票に成らないように、注視しておかなけるばならない。