舛添元都知事が残したもの

平成２４年、長崎県の指定有形文化財「観世音菩薩坐像」が韓国人窃盗団に仏像を盗まれた。
国連教育科学文化機関（ユネスコ）の条約で盗難文化財は返還しなければならないことが定められているから日本は返還をもとめているが、「倭寇が略奪した仏像だから返さなくてもいい」。韓国では仏教界を中心にこうした主張がまかり通っているという。こういう態度を「盗人猛々しい」といい日本人は嫌う。
２０日が最後の登庁になった舛添東京都知事は、幹部職員九人に見送られ、何も語らず花束贈呈などのセレモニーもなく寂しく都庁を去った。第三者まで立てて自信の疑惑を晴らそうとしたが見事に失敗、後方支援も誰もいなくなり辞めざる得なくなった。公私混同で姑息な知事は、市民の税金で購入した絵画などの美術品がどうなっているのかもハッキリせずに去っていった。法に触れていなければ何をやってもいいのか「盗人猛々しい」とはこのこと。