もう一つのノーベル賞

2014年のノーベル平和賞候補の1人に、米情報機関による監視活動を暴露して米当局に訴追された中央情報局（CIA）の元職員エドワード・スノーデン容疑者が推薦された。ノルウェーの元閣僚が30日、ノーベル賞委員会に書簡でスノーデン容疑者を推薦した。このニュース賛否両論、喧々諤々の議論があると思いますが、到底賛成できることではありません。ノーベル賞の失敗は、ノーベル平和賞を設けたことでしょう。今まで、どれだけの人が受賞したでしょうか。どれだけの人類のために貢献をしたでしょうか。大いに疑問が残ります。世界の紛争、飢餓、人種差別、独裁、などから解放されたでしょうか。何にも変わっていません。個人を褒め讃えたところで世界の情勢はかわりません。今回、ノルウェーの元閣僚が推薦するエドワード・スノーデン氏は、国家の機密を暴露した容疑者ですよ。何が平和に結び付くんですか。何処の国の無差別的な爆撃を止めたと言うのですか。私にはまったく分かりません。もっと世の中の為に頑張っている人がいるでしょう。タリバンの銃撃で頭を負傷したにも係わらず女性の教育を推し進めている少女こそがノーベル平和賞にふさわしいのに、若いと言う理由だけで推薦されない。そのような人は、賞などいらんというだろう。ノーベル平和賞を無くしてしまおうよ。