耕運機勇姿ご覧あれ

これは私が愛用する耕運機（ヤンマーYC７５０）である。
履歴は、YC750の製造期間は、1979年（昭和54年）から1984年（昭和59年）です。堂々の約30年前の商品でるが、現役バリバリの働きものである。もちろんスタータなどという洒落たものはない。重要な事は、空気抜きをしないと絶対にクランク（ハンドル）が回りません。クランクを回してエンジンをかける腰との勝負である。コツはガムシャラに力を入れて回すのではなく、リズミカルに腰をゆらして頃合いを見計らって空気抜きを離すこのタイミングである。もっと詳しく説明するとこうである。クランクを回し始めるとスカンスカンと気きの抜けた音であるが、回転を増すたびにスコスコに変わってもっと回すとエンジンが回転する音と共に排気ガスが漂ってくる、この時である空気抜きを離すタイミングは、真っ黒い煙が吐き出されると重々しいドットドットドットとエンジンがまわり始める。ヤッターという満足感と今日も機嫌よくかかってくれたという充実感に身が震えるのであります。これはもうガソリンエンジンでは味わえない人類史上もっとも誇るべきエンジンである。
それを搭載した耕運機がこれだ！