SSブログ

65歳定年制 [人生]

サントリーが65歳定年制を導入するらしい。
来年4月に改正高年齢者雇用安定法が施行され、65歳までの雇用確保が義務づけられるためだ。
65歳までの雇用が義務ずけされるためとは、65歳定年制の根拠が悪い。消費税を上げても借金を返すだけであって、社会保障の財源にもならないからからもっと働いてもらわないといけないんですといわんばかりである。人間60歳を迎えると体力は激減し体の至る所に故障がでる。今は元気でも何かの原因でボロボロになる危険を負っているのが60歳以上の人間である。
40年近く、それ以上会社勤をしてきて「はい!さようなら」では何だか寂しい気もしますが、それだけ働いてきたのだから、少しは自分の時間を持ちたいと思うのが普通であると思えども、社会保証が充実しないのでは、元気なうちは働こうとするのはしかたないか。一方、自分の時間が持てるのは元気なうちである。体が弱り果てるまで働いて、待っているのは介護される世界であったとなりかねない。
社会保障と税の一体改革と称して、社会保証の充実・安定化と、そのための安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指すものと格好良くいう片方で、65歳まで働けと鞭打つ政策は本当にまともなんですかね。
人の寿命は伸びても体力、気力、健康、は維持できているのでしょうか?
65歳定年制は、60歳を迎える年代の侘しい選択である。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

元警視の狂った人生法相の言い訳 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。