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君子豹変 [一言]

君子が過ちを改めて善に移るのは、ひょうの皮のまだら模様のように非常にはっきりしているということ。転じて、現在では主張や態度が急にがらりと変わることをいう。また、その無節操ぶりを非難する語(goo辞書から)。
別名マイナンバーと呼ばれる共通番号制度を導入する法案が成立しそうである。
もともとは、国民総背番号制である。この元になる住民基本台帳ネットワークの導入に「個人情報は国家管理されるものではない」などと猛反対していた。導入を決めた自治体もあったが、反対勢力によって接続ラインが切断されることもあり、おそらくその時の設備は蜘蛛の巣がかかった状態であろう。
マイナンバーは、野田政権がどうしても通したい法案「税と社会保障の一本化」に不可欠なことから、猛反対していた国民総背番号制を恥ずかしげもなく持ち出したが、少し恥じたのか「マイナンバー」とネーミングを変える姑息さいかにも民主党だね。まさに、君子豹変とはこのこと。どんピシャ!ジャストフィット!ということ。
問題は個人情報を一元管理するすることで不正に使われる恐れがあるからである。
民主党は国民総背番号制を審議するとき「個人情報は国家管理されるものではありません。この法案では市民が主役なのか国家が主役なのか問われているのです」と書かれた反対ビラを作成している。
しかし、個人の情報は現在、一元管理されていないものの役所に情報として管理されている。一元管理するときのリスクは高いが、管理する側の不正使用、不正流出や不正流用が発生した場合は厳しい法的な処置が下されるように法整備は必須である。マイナンバーのメリット・デメリットを公平に広く国民に伝えなかればならない。
情報の公開を強く発言してきた民主党は、政権を奪ってから、この面でも「豹変」したようだからね。
個人情報を盾に意味なく叫ぶのではなく、その情報が漏洩しないように、しっかりセキュリティ管理されるのかを注目しておきましょう。
そうです。
マイナンバー制度の法案が成立するためには、
 ・本来必要とした目的はもちろんのこと
 ・情報悪用の法整備
 ・セキュリティ管理
 ・費用によって手抜きがされないこと
は最低限必要でしょう。
 
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