喜んでいられないぞ

３４年連続でひったくり事件発生が全国最多の大阪府で、今年１〜１１月の認知件数が、千葉県を５８件下回ったことが１６日、警察庁のまとめで分かった（時事ドットコムから）。
どのくらいの件数が有るかといえば、千葉県が２０７６件、大阪府は２０１８件で全国の件数は１万３５５１件もあります。毎年１万人以上の方が被害に合っています。なぜ、こんなに多いのか犯罪＊＊学とかがあって研究されている人がいると思いますが、その方面は専門家に任すとして、素人が考えるには犯罪を軽く考える傾向があるんじゃないですかね。
個人がこんなひったくり等に気を使って対策をしなければいけないのですか？安全とはそんなことじゃないと思いますがね。「庶民の安全を守ること」どなたの仕事ですか？警察の仕事ではありませんか。警察官が巡回をしている姿を見たことがありません。頻繁に巡回すべきです。ここんところパトカーがサイレンを鳴らして車を追いかけているシーンが多過ぎます。交通違反の取り締まりをしているのか知りませんが、仕事中の車が少しスピードを出しているからといって追いかけ回し罰金を取るだけでは、市民の反感を煽るだけです。それに加えて犯罪が多くなると何とか月間とかキャンペーンとかで市民に協力を求めるだけではダメでしょう（タレントの一日署長とかをテレビで見るとアホらしくなる）。するべき仕事がキチット行われているかです。そこで提案、警察のパトカーを減らしてバイクと自転車にすること。近隣の巡回はパトカーの利用を禁止する。縄張り意識を撤廃する。警官のノルマ（あるかどうか知らないが）をなくす。
庶民を守ることに徹する。警官の犯罪は無条件に重罪とする。どうですこれだと真剣味が違ってくるでしょう。
ひったくり事件発生が減ったと喜んでいられないでしょう。今日も雪が降って大変でしょうが駐在所から一歩踏み出しなさい。
昨日は雪が降るのでコタツに入って、宮部みゆきの「長い長い殺人」のDVDをみて刑事の生き様に感心してました。その余韻がひったくり記事を注目したんでしょう。宮部みゆきの小説として『理由』の“一家４人殺害事件”。『模倣犯』の連続誘拐殺人事件があります。つい夢中になりますね。